サッカーからフットボ-ルヘ
●なぜ日本のサッカーチームは勝てない?
今回のサッカーワールドカップのブラジル大会で日本はグループリーグ敗退が決まってしまったのだが、日本のサッカーチームに褒める所は何もなかった。下手糞なプレーが目立ち過ぎて、合計2点取ったにも拘わらず、試合その物のレベルが余りにも低すぎた。
敗因の筆頭として考えられるのが、時差を考慮せず、大会直前にブラジル入りしてしまったことにある。ブラジルは地球上では日本の裏側にあるので、現地に行っても1週間ぐらいは時差ボケが続き、体が本調子にならないのである。その状態でサッカーの試合をしろというのだから、無理がありすぎたのである。
もう1つの敗因は、日本のチームにはストライカーがいないということである。これは以前から指摘され続けたことなのであるが、確実にゴールを決めるストライカーがいないと、ああいう大舞台では点を取れないのである。日本のチームはセットプレーが得意と言われるが、それはストライカーがいないということの裏返しなのである。
日本のチームは攻撃主体で、試合になれば攻め込み続けるのだが、それなのにゴールを決めることができない。攻めあぐねている間に中盤が空いてしまい、そこをインターセプトで敵に突かれてしまい、逆にゴールを決められてしまうのである。
攻撃陣が敵陣の奥深くに入り込んでいるので、敵の速攻を受けた時、防御陣だけで防御しきれるものではないのだ。攻撃してもいいのだが、敵が反撃した時にその反撃をすぐさま潰せるように戦力を配置しておくのは、戦術として絶対に考えておくべきことなのである。それができないとなれば、戦術自体が間違っているとしかいいようがないのである。
●音相から見たサッカーとフットボール
日本のサッカーがなぜ攻撃主体を好むのかといえば、それは「サッカー」という名称それ自体に原因がある。サッカーは略称である。サッカーの正式名はフットボールである。サッカーは「アソシエーション フットボール」の略で、協会式フットボールという意味である。
音相からみると、サッカーは攻撃主体のスポーツになってしまう。「サ」は華やかに感情的で、それが「カ」という合理性の強い音で強化されるので、それで攻撃をやりまくってしまうのである。サッカーという名称を使った場合、サイドに切り込んでから中央突破という遣り方を好んでしまう。
これに対してフットボールは防御主体のスポーツになる。「フ」は生真面目に働く性格で、それが「ト」という粘り強い音で強化されるので、それで防御を重点に置いたゲームを展開してくるのである。フットボールという名称を使った場合、堅守速攻を好み、守りに守り抜いて、敵のミスを突いて反撃を仕掛け、それでゴールを決めるということをやる。
サッカーとフットボールは競技自体同じ物だから、「名前なんて関係ないではないか?」と反論が来るかもしれないが、サッカーという名称を用いた国と、フットボールを用いた国とでは、ゲーム内容がまるで違うのである。アメリカ合衆国は国内にアメリカンフットボールがあるために、どうしてもサッカーという名称を使用しなければならないのだが、では彼等がどのようなゲームをやっているのかといえば、攻撃主体のサッカーなのである。
因みに、サッカーという名称を用いている国は、日本とアメリカ合衆国とカナダとパラオぐらいなもので、国際的には少数派に属するのである。世界の殆どの国々はフットボールという名称を用いているのであって、だからフットボールを防御主体のスポーツだと思い、そういうゲームを展開して来るのである。
●字画から見たサッカーとフットボール
日本でサッカーという名称が使われてしまったのは、それなりの理由が存在する。字画的にはフットボールよりサッカーの方が断然に良かったからだからだ。サッカーという名称を使った場合、サッカーが広まるまでに時間がかかるが、しかし一旦火がつくと一気に急上昇していき、国民的なスポーツにまで発展してしまうのである。
サッカーは9画なので、これが確実に起こる。事実、サッカーは野球に押されてマイナーなスポーツで有り続けてきたのだが、Jリーグが発足すると大ブレイクし、現在のように国民的スポーツへと成長していったのである。フットボールは15画なので、こんな華々しい発展の仕方は絶対にできないのである。
しかも9画にはスター選手を生み出してしまうというという機能がある。このためサッカーという名称を使っているとスター選手が出て来てしまうのである。スター選手の存在は、日本にサッカーを定着させるためには必要だったが、日本がワールドカップで優勝するために逆にスター選手の存在こそが邪魔なのである。
この点、フットボールは15画なので、選手全員のチームワークを発揮することができるので、サッカーからフットボールの名称に変えると、スター選手が出て来なくなると同時に、選手1人1人が非常に強力になり、チームワークで勝利していくことができるようになるのである。
サッカーはスター選手が出て来ると、大概負けてしまうのである。そのスター選手を徹底的にマークして潰していけばいいのであって、それによって攻撃力を減少させてしまうので、得点することができなくなってしまうのである。選手11人で守り抜き、攻めまくるのが理想的なのであって、サッカーのワールドカップで優勝するためにはスター選手などいない方がいいのである。
●日本サッカー協会の二枚舌
サッカーとフットボールはこれほどまでに違う物になってしまうのだが、ところが日本サッカー協会は既にフットボールという名称を採用しているのである。日本サッカー協会の日本語表記は「日本サッカー協会」だが、英語表記では「日本フットボール協会」になっているのだ。
これは余りにも酷過ぎる二枚舌である。日本サッカー協会は外国に対しては国際基準に合ったことをやっているのに、日本国内では時代遅れの名称を用いているのである。日本人選手たちは母国語が日本語だから、それでフットボールではなくサッカーを頭の中で考えてしまい、それを実行に移してしまうのである。
当然に攻撃主体のゲームを展開しようとする。攻撃主体では相手が弱ければ勝てる。事実、予選のアジアリーグは中国を始め、サッカーの弱い国のチームを完膚なきまでに叩き潰すことができたのである。しかし防御主体の相手が出現してくれば、途端に負けてしまい、しかもボロ負けという形で負けてしまうのである。
日本のサッカーチームを率いた外国人の監督たちが采配に間違いを起こしたのは、これが原因なのである。ジーコ、トルシエ、オシム、ザッケローニと、サッカーの監督としては充分に高い能力を持った監督であったのに、ワールドカップのように防御主体の出来のいいサッカーチームが多く参加するものでは、呆気なく敗戦ということになってしまうのである。
今回のワールドカップでもザッケローニは選手交代の時間をかなり遅らせてしまって、それが敗戦の原因にもなってしまったのだが、防御主体のイタリアの選手なら防御しきれた筈なのに、攻撃主体の日本の選手だと守り切れなかったのである。
●オーストラリアは2005年に名称変更
日本がサッカーの名称の使用を禁止し、フットボールの名称に移行することは急がねばならない。というのは2005年にオーストラリアはサッカーからフットボールに名称を変更しており、それ以降、着実に強くなっていったからだ。オーストラリアはオセアニアの国なのにアジアリーグに参加しているので、これは手強い敵になってしまうのだ。
現在の所、日本のサッカーチームにとって厄介な敵は韓国のサッカーチームなのだが、韓国は非常に感情的な国民であって、理性というものがまるでない。しかも人口は日本の半分以下なのだから、時間が経過すれば自然と没落していくから、そんなに恐れなくていいのだ。
しかしオーストラリアは国民レベルで感情的になったことがない国民なのであって、しかも国土が広いために、未だにヨーロッパからの移民を受け入れており、人材が豊富なために、サッカーは非常に強い国になる可能性を秘めている。日本はワールドカップに出場する前に、とにかくオーストラリアを撃破しておかなければならないのである。
今回、日本のサッカー選手たちは、
「自分たちのサッカーができなかった」
と嘆いていたが、最早、自分たちのサッカーでは勝てないし、時代遅れであることに気付いて欲しい。攻撃主体のサッカーでは、相手チームが守りを堅めてしまえば、シュートを打ってもゴールできない。敵陣に敵の選手たちが大量にいれば、それだけ防御力が増してしまうのである。
日本のサッカーチームはコロンビア戦に於いて二軍相手にボロ負けしてしまったので、帰国すれば選手たちに批判が集中することであろう。特にいつもでかい口を叩く本田圭祐には批判が集中してしまう筈だ。しかしボロ負けの本当の原因はサッカーという名称を放置している日本サッカー協会にあるということを絶対に忘れてはならない。
サッカーからフットボールへという名称変更は日本サッカー協会の内部でも多大な議論を必要とするし、名称変更を国民の間に定着させるにも多大な時間を要する。時間がかかることはやる前から解っているのだから、だから早く動いて名称変更を実施していかなければならないのである。
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コメント
タマティー様、はじめましていのっちと申します
昨年からブログを読んで色々と勉強させていただいております。
らっきょうの記事を読んで、今年初めてらっきょうを漬けてみました。
皮を剥いてらっきょう酢を作ってと、手をかけた分出来上が
りが楽しみです。
やはり自家製だと添加物やらの心配も無くて安心ですね!!
これからも、タマティー様のブログ更新を楽しみにしております。
投稿: いのっち | 2014年6月27日 (金) 23時27分