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育児中に起こる危険な事々

●危険ドラッグが流行中ですが・・・

 脱法ハーブが密かにはやり、それでラリってしまった人たちが交通事故を起こすようになったので、警察は脱法ハーブの取り締まりを強化した。そこまでは良い。しかし脱法ハーブを取り締まるために、「脱法ハーブ」から「危険ドラック」へと名称を変えたことは実に良くなかった。

 犯罪に於いて警察が名称を変えると余計にその犯罪が拡大し、悪質化してくるという傾向が見られる。例えば「オレオレ詐欺」から「振り込め詐欺」に変えても、その犯罪は減少しなかったし、それどころか余計に悪化してしまった。「名称変更は逆効果」ということに一刻も早く気付いて欲しい。

 「脱法ハーブ」を「危険ドラッグ」にしてしまうと、姓名判断ではより危険になってしまうという鑑定結果が出て来て来る。脱法ハーブなら、法律の抜け穴を探して悪いことをやっているということで或る程度ストッパーが働くのだが、危険ドラッグだと、危険だからこそやりたがるバカたちが出て来てしまい、余計に手を出す人たちが出て来てしまうのである。

 大体、この手の「化学ハーブ」は危険どころの話ではない。「ハートショット」という化学ハーブになると、既に死者が多数出ており、吸引すれば死んでしまうような化学ハーブが出回っているのである。こうなってくると、

「即死ハーブ」

とかにでもすればいいのであって、最早、「危険」の範疇に収まる話ではないのだ。

 ちょっと文学的にしたいのなら、

「地獄への片道切符ハーブ」。

 北斗神拳的にしたいのなら、

「お前はもう死んでいるハーブ」。

 危険というのなら、育児に於いてだって幾らでも有り得る。母親たちのその危険に冷や冷やさせられるが、それと同時にその危険を楽しんでしまったりする。危険という物はそういう物なのであって、警察官たちが考えているような危険と、一般市民が考えている危険は違うのである。

●危険オシッコと危険ウンチ

 赤ちゃんを産むと、恐らく殆どの母親たちが遭遇する危険は、

「危険オシッコ」

である。危険オシッコとは、オムツの交換中に赤ちゃんがオシッコをしてくることである。男の子の場合、チンチンがあるために、よりによって母親の顔に命中することになる。

 多分、赤ちゃんには悪気はない。というか、悪意があったら怖い。赤ちゃんとしては母親がオムツを交換してくれるので、ついでにオシッコをしたまでの話なのだが、母親としては「だったらその前にしてくれ~」ということになる。母親にしてみれば、顔がオシッコまみれになっても、オムツを交換し続けなければならない。

 危険オシッコで嘆いてはならない。危険オシッコの上を行くのが、

「危険ウンチ」

である。危険ウンチには3パターンある。

①赤ちゃんがオムツの交換中にウンチする。

②赤ちゃんがオムツを交換した直後にウンチをする。

③赤ちゃんが食事中にウンチをしてしまい、オムツ交換をせがむ。よりによってその日の食事がカレーライスだと超危険となる。

 危険オシッコでは怒らない母親であっても、危険ウンチとなると怒ってしまう。液体と固体とでは、その衝撃度が違うのである。だから母親たちの中には赤ちゃんに怒ってしまう者が出て来る。しかし母親が怒ってしまうと、その次が大変となる。

 なぜなら、赤ちゃんがそのショックのために便秘になってしまうからだ。

 赤ちゃんが便秘になった場合、綿棒を肛門に突っ込むことになるのだが、そうなると赤ちゃんはウンチを大量放出してくることになる。当然、母親の顔にウンチが降り注ぐことになる。自業自得とはまさにこのことであって、自分が怒ってしまったために、より酷い目に遭ってしまうのである。

 育児の教訓!

「怒りは禁物。出る物が出なくなった時ほど恐ろしい」

●危険ハイハイ

 赤ちゃんがハイハイし出すようになってから出て来る危険が、

「危険ハイハイ」

である。危険ハイハイとは、赤ちゃんが目標物をロックオンすると、それに向かって突進するハイハイを言う。何が危険かといえば、赤ちゃんは無我夢中でハイハイするために、前方に障害物があってもお構いなしで突進してしまうのである。

 昔の日本家屋のように、廊下と玄関に段差があると、母親としては戦々恐々となる、赤ちゃんが危険ハイハイを遣り出すようになると、玄関に落っこちるという事件が発生してしまうからだ。バリアフリーは何も身体障害者とか老人とかに必要なのではなく、赤ちゃんにだって必要なのである。

 母親たちにしてみれば、危険ハイハイに関しては1つの疑問があって、

「なんで危険ハイハイをする赤ちゃんと、危険ハイハイをしてこない赤ちゃんがいるの?」

というものがある。

 これは恐らく赤ちゃんの性格とか体質による違いなのであって、元気な赤ちゃんは危険ハイハイをやるが、大人しい赤ちゃんは危険ハイハイをしてこない。だから危険ハイハイをしないからといって、なんらかの病気に罹っているという訳ではない。

 尤も、赤ちゃんにとってみれば危険ハイハイは興奮物で、興奮の余りに涎を垂らすことになる。母親がこの涎を拭いておかないと、後でその涎のために床で滑ってしまったり、絨毯にシミが付いてしまったりする。育児中は育児をしながら掃除をする羽目になるので、それに関して手抜きをしてはならないのだ。

●危険ダッシュ

 母親にとってみれば、我が子が歩けるようになるのは非常に嬉しい。しかし子供が歩けるようになって起こる危険な物が、

「危険ダッシュ」

である。危険ダッシュとは、子供が目標物をロックオンすると、それに向かって突進するダッシュである。何が危険なのかといえば、危険ダッシュをするのはいいが、それで転倒し、負傷する可能性が非常に高いのである。別に急ぐことはないのだから歩けばいいものを、なぜだかそれができないのである。

 危険ダッシュの中でも、まだ言葉が巧く喋れない1歳児では危険ダッシュが超危険なダッシュとなる。子供を外で遊ばせていると、子供は何も言わずに危険ダッシュをしてくるので、目を話してしまうと母親自身、我が子を見失ってしまうのである。

 そもそもなんで子供はそんなに早く走ることができるのかといえば、それは、

「体が軽いから」

なのである。大人は体が重いために、危険ダッシュほど早くは走れないのだ。母親が子供の危険ダッシュに恐怖するのは、その危険ダッシュが大人ではできないスピードで走って来るからなのである。そのため本能的に我が子の後を追いかけることになる。

 母親がこういうことを面倒臭がってやらないと、子供は危険ダッシュをした後、交通事故死をしてしまうことになる。時折、子供が自動車に轢かれたとか、列車に轢かれたとかいうニュースが流れるものだが、あれは母親の油断以外の何物でもないのだ。

 育児の教訓!

「いつ如何なる時も子供から目を離すな」

 育児の基本は、乳児の時は体から離さず、幼児になれば体から離してもいいが、目を離さないようにする。乳児の時に母子密着をしっかりとしておかないと、母親という者は子供が幼児になった時、体を離し、その上で目まで離してしまうものなのである。

●危険ゴロ寝

 育児では父親の出番という物は殆どない物なのだが、だからといって危険なことがない訳ではない。父親に降りかかってくる危険が

「危険ゴロ寝」 

である。危険ゴロ寝とは、夫がただ単に居間でゴロ寝をしているだけなのだが、それを見た妻が突如怒り出すという現象である。夫にとっては何も悪気はないのだが、妻にとってはその行為こそ逆鱗に触れる行為なのである。

「自分が家事や育児をやっているのに、己は何で寝ているんじゃい!」

ということになる。

 夫にとってみれば、折角、自宅に居るのだから、居間で寛ぎたい。寛いでいるからこそ、居間でゴロ寝をするのだが、妻は家事や育児をやっている以上、そこで寝てはならないのである。眠たくなったら、自分の寝室に行き、自分のベッドに行って寝るべし。これしかない。

 夫たちの中には仕事の疲労がなかなか取れないという者たちがいる。そういう時は断食して体内の老廃物や毒素を排出してしまった方がいい。体内に老廃物や毒素が溜まっているかたらこそ、居間でゴロ寝をしたくなってしまうものなのである。

 危険ゴロ寝が厄介なのは、危険ゴロ寝のために妻の機嫌を損ねた場合、他のことで八つ当たりされてしまうことだ。それはどう考えても冤罪以外の何物でもないのだが、感情的になっている妻としては冤罪でもお構いなしなのである。

 結婚の教訓

「家庭の中では冤罪が当たり前」

 冤罪を最高裁判所の再審で無罪判決を得たというニュースが流れるが、ああいうことが自宅でも起こると思ってはならない。危険ゴロ寝をやると、当分の間は罪人になってしまうので、冤罪を食らいたくないのなら、危険ゴロ寝など絶対にしないことだ。

●危険肥満

 育児では母親は何かと働きまくり、本来なら痩せる筈である。しかしその母親たちに襲いかかって来る危険が、

「危険肥満」

である。危険肥満とは、育児中、ブクブクと太って行く異様な太り方を言う。女性は出産すると、少し太る。母性ホルモンの分泌を促すため脂肪を少し多く付けることで、母性ホルモンを安定的に供給するようにするのである。しかし母親たちの中にはその少し太るを通り越して、デブデブになってしまう者が出て来る。

 理由は子供のオヤツに付き合って、お菓子をバクバク食べてしまったために、思いっきり太ってしまったのである。1日3食の食事をし、更にオヤツを食べれば、血糖値は上がりっ放しになってしまい、その余計な糖分が脂肪に変わるのである。

 だから危険肥満は、別名、

「油断肥満」

と言われる。脂肪分を含んだ物を食べて太っても、しっかりと脂肪が付き、それは肥満だとは看做されない。しかし糖分を大量に含んだ物を食べて、それが脂肪に変わった時、体にはブヨブヨの脂肪が付いてしまい、それで肥満と見られてしまうのである。

 人間は40歳を過ぎると、もうそれほど炭水化物を必要としなくなるので、40歳を過ぎたら炭水化物の摂取量は減らしていった方がいい。食事中の穀物と果物で充分なのであって、砂糖は極力減らし、お菓子なんかは食わない方がいい。もしも食べたいのなら食後に食うべきであって、間食しないことで血糖値を引き下げることのできる時間を作らなければならないのである。

 「危険肥満」と聞くと、母親たちの中には危険に憧れ、敢えて肥満になりたがる者たちが出て来るから、実に困ったことである。だから危険肥満を、

「脱法肥満」

に変えると危険を犯す者たちが出て来なくなる。それにしても脱法肥満とは、なんかとんでもなく悪いことをやっているような感じがする。

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