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やっぱ、大阪が好っきゃねん! 後編

●弊害:「名古屋嫌いになる」
 大阪弁シャワーは効果絶大なので、誰にでもお勧めしたい物なのだが、但し、これには弊害が出て来る。
「名古屋の事が物凄く嫌いになってしまうのだ」。
名古屋弁は語尾がはっきりしていないから、それで速く喋られると、力押ししているように思えてしまう。大阪弁は語尾がはっきりしているからこそ、早く喋るのが出来てしまうのと、大違いなのだ。
 
 それ以前に名古屋の人たちの笑いが詰まらない。大阪の笑いでは、大阪特有のネタがあったりするのだが、大阪自体、様々な地域から人々を受け入れているので、それで笑いに普遍性があるのだ。ところが、名古屋は閉鎖的であり、排他的なので、それで笑いは飽くまでも名古屋限定であり、名古屋を超えていかないのである。
 
 こうなってくると、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」となり、
「ひつまぶし」
と聞けば、
「鰻はもう絶滅危惧種だ!」
と説教したくなってしまう。
「名古屋城の鯱」
と聞けば、
「だから何?」
と訊き返したくなってしまうのだ。
 
●豊臣秀吉の疑惑
 名古屋弁は、
「なんとかだぎゃー」
「エビフリャー」
とか言っているので、名古屋の人たちは絶対にだらしない行動を取る。言葉がだらしなければ、行動だってだらしくなる物なのだ。
 
 例えば織田信長は、最終的には4つの方面軍を作り、親衛隊によって自分を警護させるという事をしなかった。それで本能寺の変に遭ってしまったのである。柴田勝家は賤ケ岳の戦いで、実に無様な戦いをやっている。軍隊を動かさなければ勝てたのに、先に動いてしまったがために敗北してしまったのだ。
 
 しかし、こうなってくると、
「豊臣秀吉は大阪生まれ?」
ではないかという疑惑が生じて来る。というのは、豊臣秀吉は名古屋出身だというのに、だらしない行動を取ってしないからだ。或る霊能力者によると、「豊臣秀吉は大阪弁で喋っていた」という情報がある。実は、木下家は余所者であり、親の代で余所から来た。家の中では名古屋弁以外の言葉を使っていた可能性が高いのだ。
 
●大阪人の長所
 大阪人の長所は、なんといっても、
「喋りも笑い落ちも凄い」
という事であろう。大阪弁に馴れてしまうと、落ちのない会話は超苦痛で、会話した以上、落ちを持ってこないとイライラしてしまう。
 
 それと、大阪人は、
「全然うざくない」
のであって、逆に言うと、東日本の人たちはうざいのかもしれない。東京の人たちは平気で、
「うざいよ~」
とか言うのだが、そういう事を言っているからこそ、うざくなってしまうのだ。
 
 東京の人たちにしてみれば驚異的なのだが、
「大阪人は大阪人である事にプライドを持つけど、個人的にはプライドがないに等しい」
というとんでもない連中である。プライドは一銭の価値にもならないから、持たなくていいのかもしれない。
 
●大阪人の欠点
 逆に大阪人の欠点はというと、
「せこいし、ドケチで、そのくせ大してお金を持っていない」  
 少しはお金への執着から離れろ。お金に拘り過ぎる物があるからこそ、逆に豊かになれないのである。とはいっても、ドケチに徹するのは良い。無駄なお金を使わなければ、なんとかやっていける物なのである。
 
 他県の人たちからすると、大阪人は、
「下品極まりない」
連中なのであって、上品さとは無縁の連中だと判断される事に成る。芦屋が大阪府にないのは当然だろう。
 
 大阪人はどこに行っても、
「何がなんでも大阪弁を貫き通す」
のであって、これは或る意味、凄いかも。大阪弁は飽くまでも方言なのであって、共通語ではない。それでも使用してくるんだから。
 
 郷土愛を強烈に持つ事は結構なのだが、大阪人は、
「典型的な夜郎自大」
であって、大阪が没落している事実を知れ。大阪の下に居る名古屋は既に迫ってきているのであって、大阪人たちが頑張らないと追い抜かれてしまう事だろう。
 
「大阪人の食事は余りにも異常」
という事は、指摘しておいた方がいいだろう。「夕食がタコ焼き」では、炭水化物過剰じゃ! 野菜をもっと食え! お肉を食べろ! 取り敢えず、タコ焼き中毒から抜け出すを最優先にすべきであろう。
 
 好悪が入り混じるがゆえに、
 
「やっぱ、大阪が好っきゃねん!」
 
という事になってしまうのだ。大阪には長所も短所もあり、その両方が巧く大阪の魅力になっているのが実にいい。大阪だけは日本の中で最も特別な地域なのであろう。

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コメント

タマティー様、お世話になっています。
大阪と全く関係のない話しなのですが(´д`).........

66歳の父が3度目の肝臓ガンになり、6日に手術を受けました。過去2回はカテーテルを使い、傷も小さく回復も早かったのですが、今回は大きくL字に開腹しました。無事退院し今は自宅療養中なのですが、どんどん弱っているように見えます。手足が痩せ細り、杖をついて歩いています。夜トイレに何度も起きるので、逆に昼間ほとんど寝ています。微熱もなかなか下がりません。術後とはこんなものなのでしょうか?心配でたまりません。

投稿: びーちゃん | 2017年7月24日 (月) 14時44分

びーちゃん、肝臓癌ですからね、大変ですよ。
手術後、体重が一旦減少して、その後に上がればいいのですが、痩せて行く一方だと、死期は早いですよ。

とにかく歩く事です。歩かないと、筋肉は急速に衰えてしまいます。
それと果物や生野菜を食べ、出来る事なら、穀物は摂取しないほうにする。


これとは別に、葬儀の準備を始めておいた方がいい。
死ぬと、銀行口座が封鎖されるので、預金は全額下ろしておいた方がいいでしょう。とにかく手持ちの資金がないと、何をするにも不便です。

投稿: タマティー | 2017年7月25日 (火) 05時28分

タマティー様、お返事ありがとうございます。
衰弱した父を病院へ連れて行き、再入院することになりました。手術したところに異常はないとのことでしたが、下痢が続くので腸炎じゃないかとのことです。点滴だけで何も食べていないのに、ずっと下痢らしいです。血液検査や感染症の検査をしても、特に問題はないようなのですが、下痢が続いているのでそれが治まるまでは退院できないそうです。しかし病院に来てから前より元気になり、少し安心しました。

投稿: びーちゃん | 2017年7月27日 (木) 16時26分

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