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なぜ審査は揉めるのか?

●暴言それとも本音
M-1の後、飲み会で、とろサーモンの久保田かずのぶが、
「自分の感情だけで審査するな」
と上沼恵美子を批判。
スパーマラドーナの武智が、
「右のオバハンにはみんなうんざり」
「更年期障害か」
「売れるために審査員をやるな」
と不満を爆発。
ネットでは、M-1のファンたちから立川志らくへの批判が殺到した。
それだけでなく彼の妻の所にも批判が来たらしい。
俺はM-1を見ていて、
「上沼恵美子と立川志らくが目立ったから、大丈夫か~」
と思っていたのだが、終わってみれば、やはりひと騒動勃発してしまった。
騒動を起した連中は、暴言ではなく本音だ。謝罪して済む問題ではない。
見ている方は、審査に問題ありと言っているのである。
「なんで審査はこうなってしまうのか?」
それにはちゃんとした理由が存在する。
●女性は好き嫌いで判断してくる
女性は好き嫌いで物事を判断してくる。
これが男性たちとってみれば、最大の不満なのである。男性たちは公平に接しようと心掛けるからだ。
好き嫌いを優先させるという事は、「不公平をやっています」という事なのである。
イケメン好きは審査員として失格であり、その点、上沼恵美子はそうじゃない。
飽くまでも「喋りの能力」を見て、好きか嫌いかを表明したにすぎないのだ。
しかし、漫才を披露している身からすると、好き嫌いを出されると堪った物ではない。
今回の騒動は、司会者の采配に大いに問題ありで、今田耕司は審査員全員にコメントを求めたのだが、そういう事をやれば、上沼恵美子は女性なので、どうしても目立ってしまう。
彼女としては普通にコメントした筈なのに、そのインパクトは最大と成るから、そのコメントを受けた方が、流行りの言葉で言うなら、「パワハラ」と受け取ってもおかしなく。
審査委員が複数いれば、2人か3人で十分なのである。それなのに、全員にコメントを求めたからこそ、上沼恵美子だけに非難が集中してしまったのである。
●男性は辛辣な意見を言う物である
男性は辛辣な意見を言う物であり、審査される時は、その事を考慮して審査を受けるべきなのであろう。
男性審査員がいい事だけを言って来ると決して思うな。
それと「プロの視点」と「素人の視点」は違う。
ロはプロの厳しさを知っているから、その発言には容赦ないのだ。
ところが、立川志らくは落語家であって、漫才師ではないという最大の問題点が存在する。
だからファンたちの批判は立川志らくに集中したのである。
立川志らくの意見は尤もだった。
ただ、「だったら、お前が漫才やってみろ」という事に成る。
␣、
今回、一番劣悪なコメントをしたのは、松本人志である、漫才師としては大成していないから、どうしてもまともな事が言えないのだ。
逆に、一番出来が良かったのは、オール巨人である。漫才師としては超ベテランだから、ちゃんとした意見が言えるのだ。
●時代感覚は20歳差以上でズレる
笑いの最先端に行く以上、時代感覚というのが物凄く重要に成って来る。
10歳差までは余り関係ない。しかし20歳差を超えてしまうと、時代感覚にズレが生じてくる。
30歳差だと、世代交代といった所だ。
今回、暴言をした芸人たちと、上沼恵美子の年齢差を考えると、時代感覚のズレが生じているし、世代交代にかかる年齢差にもなっている。
立川志らくを批判しまくったファンたちは、完全に世代交代の年齢差に成っていた。
若者たちは新しい笑いを求めて来る。
かといって若者たちの間だけで受けるようでは、それは本物の笑いとは言えないのだ。
審査で揉めないためには、審査員たちの年齢をもっとバラけさせるとか、もう少し女性を入れていくとか、そういう改善措置を取るべきであろう。
この問題は暴言をした芸人たちに謝罪させれば、それで済む問題ではないのだ。

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