仕事のしずぎは結婚を破壊する
●仕事のしすぎはイカンです
大塚寿の『結婚を後悔しないための50のリスト』(ダイヤモンド社」は、
「男にとって結婚は人生の分かれ道」
とし、
「結婚は技術である」
と言い切る。
ではその技術は一体何かと言えば、
「妻と向き合う時間を必ず作る」
のが最たる物だという。女性は会話する事で人間関係を構築していくので、結婚した以上、妻と話し合わないと拙い。男性同士の付き合いみたいに、言葉なしでも人間関係が成立する訳ではないのだ。
その上で、
「男は自分の時間を必ず確保する」
という事をしなければ成らない。これが出来ないと、男性は非常に大きなストレスと成ってしまう。幾ら結婚しているからといって、常に妻子と一緒に居るのはダメなのである。
俺から言わして貰うと、
「結婚に或る程度の力配分はしておく」
という事であり、仕事のし過ぎはイカンのだ。仕事を主に置きつつも、家族にも或る程度、力を配分しておく。だから結婚を維持できるのである。
●35歳以降の変化
本書の内容は買って読んで貰えば解って頂けるが、俺から少し補足しておく。
会社では、35歳から給料が上昇するようになっている。既に仕事では一人前に成っているので、仕事が多く成るのだ。それは当然、給料が上昇して行く事に成る。
もしも夫がこの時期、仕事ばかりしてしまえば、当然に離婚の危機が発生する。残業が連続して、帰宅時間が遅くなれば、夫婦の会話なんか消滅してしまう。だから残業が続く事には警戒しなければ成らないのだ。
仕事の仕方を工夫して、午前中に仕事の大半をやってしまうとかすれば、残業が連続するなんて事はありえない。20代でやっていたような、生産性の悪い働き方では残業になってしまうのだ。
●40代前半の厄年
男性は40代前半に厄年を迎える事に成る。この厄年は42歳の時だけでなく、40歳から45歳まで続くと考えておいた方がいい。男性にとって、この時期はまさに人生のターニングポイントなのであって、どうギャンブルを仕掛けるかなのである。
妻はこの時期、育児は終了している。子供たちは小学校に行くようになるので、妻としては多少なりとも時間に余裕ができる。その余裕こそが、妻に雑念を大量発生させるのである。
もしもこの時期、妻が内助の功を発揮しよう物なら、夫は厄年を使って飛躍していく事が出来る。厄年が役年に変わるからこそ、災厄は起らず、それどころか、とんでもない幸運が訪れてくるのである。
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