●なんで子供はジュースやお菓子を欲しがるのか?
育児や子育てをしている時、本当に困るのが「子供たちへの飲み物やお菓子の問題」なのである。無闇にジュースやお菓子を与えてしまうと、子供は食事を食べなくなってしまうからだ。しかもジュースやお菓子を飲み食いすると、我儘な子供に育ってしまい、余計な世話を焼かねばならなくなるからだ。
そもそもなんで子供たちはそんなにジュースやお菓子を欲しがるのかといえば、それは体が炭水化物を優先させているからなのである。子供の時は体が成長しているから、体は早くに燃焼し易い炭水化物を欲しがり、それで子供たちはジュースやお菓子といった糖分の入った物を欲しがるのである。
大人になってしまうと、そんなに炭水化物は要らなくなる。食事で果物や穀物を摂取していれば充分なのであって、それ以上何かを食ってしまうと、それが原因で病気を発症してしまうのである。だから自然とブレーキがかかる。しかし子供は成長過程にあるので、そういうブレーキが効かないのである。
ジュースやお菓子を子供に与え過ぎてしまうと、子供は確実に「虫歯」になる。子供の歯は頑丈ではないので、糖分を大量に取り過ぎてしまうと、歯が溶けてしまうのである。それが虫歯である。虫歯予防のためには歯磨きすることは大事なことであることは勿論のことであるが、それ以前にジュースやお菓子を控えさせた方がいいのである。
母親としては子供たちにジュースやお菓子を与えないことこそが最善の選択肢なのである。しかし実際の育児や子育てでは、子供たちがジュースやお菓子を要求して来るのである。この矛盾こそが母親たちの悩みの種なのであって、「さて、どうするべきか?」ということになってしまうのである。
●母親だから勉強しなければならない事
今回紹介する本はこの本!
渡辺雄二著『買ってはいけない飲みもの、飲んでもいい飲みもの』(大和書房)
渡辺雄二著『買ってはいけないお菓子、買ってもいいお菓子』(大和書房)
これらの本を読めば、何かを買ってはいけないか、何を買っていいかが解るので、それを基準に飲み物やお菓子を買っていけばいい。読めば解ることだが、有名な商品ほど危険な飲み物であり有害なお菓子なので、これを期に考える改めた方がいいだろう。
母親だから勉強しておかなければならないことというのは沢山ある。それなのに「自分は頭が悪いから~」といってその勉強を拒否していると、子供たちが悪徳企業の餌食になってしまい、取り返しのつかない損害を負ってしまうことになるのである。
「キレ易い子供」というのは、市販のジュースやお菓子を食べ過ぎて、糖分過剰になっている子供たちのことなのであって、それは精神病とかではなく、市販のジュースやお菓子をやめさせれば自然と治るものなのである。それを知っておくだけでも、育児や子育てを安全に行えるようになるのである。
食品添加物は本来使用してはならないものである。例外として使用が認められているに過ぎない。しかし悪徳企業はその例外をバンバンやりまくり、それで粗悪な商品が市場に出回ることになってしまうのである。食品添加物は体内に蓄積されてしまうものだから、その状態で妊娠しようものなら「心身障害者」の赤ちゃんを産んでしまうことになるのである。
俺は去年、知的障害者の施設でボランティア活動をしたのだが、たった3ヶ月間で辞めてしまった。その理由は、この施設ではオヤツの時間があってお菓子が出るのだが、そのお菓子がどれも危険な物ばかりだったからなのである。こんな危険な物を知的障害者たちは喜んで食べていたので、俺は「この子たちの母親もまたこの危険な物を食べていたんだ。だから知的障害者の赤ちゃんを産んでしまったんだ」とすぐに理解してしまった。
●ブラック企業は一発退場
紹介した本はいい本なのだが、ただちょっと頂けないのが、基準が甘すぎるということなのである。飲んでもいい飲み物、食べてもいいお菓子と紹介されていても、俺の基準からすればダメな物が多々あった。これは考え方の違いであろう。
俺が提唱する基準は「ブラック企業は一発退場」ということなのである。
例えばコカコーラ社は「コカコーラ」と超有害な飲み物を出している。その一方で「痩健美茶」というまあ安全と言える飲み物を出している。こういう場合、コカコーラ社がどんなにいい商品を出していても、有害な商品を出している以上、その企業が販売している物は全部買ってはならないとすべきなのである。そうしないと有害な商品を作っている企業が生き続けてしまうことになるのである。
この問題は本来なら法律で規制すべき物なのである。国会が有害商品を定めてその有害商品の製造販売を禁止し、もしも人体に有害な食品を作った企業があったのなら即時解散という行政処分を下すべきなのである。勿論、一発退場は企業にとって怖いものだから、商品を販売する前に「公共の検査機構」のチェックを経て、その上で販売すべきなのである。
本当に良い物を作っている企業はテレビCMをしない。テレビCMをしない分、製造費に充分な費用を投入するのであって、だから安全な商品を販売することが可能になるのである。テレビ局は広告料を貰っている以上、有害商品を販売している悪徳企業のことにはタッチしないので、それで悪徳企業はやりたい放題にやってくるのである。
母親たちが賢い消費者になって安全な物を購入することは確かに大事なことである。しかし商品だけに拘るのではなく、企業にも目を向けて欲しいのである。有害な商品を作っている企業はたとえ1つや2つ安全な商品を作っていても、その企業が存在している限り、市場には有害商品が出回るのである。そしてその被害は消費者たちの間で発生してしまうのである。
●気を付けるべき飲み物
渡辺雄二さんの本とは関係なしに、俺が今まで経験した中で、「この飲み物には気を付けておいた方がいい」という物があるので、それを紹介しておく。一応、安全な物として売られているのだが、それを飲んでいれば何からしらの悪影響が出て来るというものである。
①烏龍茶
烏龍茶は脂肪を溶かすのだが、実際に飲んでみると脂肪を溶かし過ぎてしまい、脳の機能に悪影響が出て来るのである。そもそも烏龍茶は中華料理のように肉と油を大量に使った料理を食べた後に飲む物なのであって、それを中華料理を食べていないのに飲むものではないのだ。
②硬水のミネラルウォーター
硬水のミネラルウォーターは清涼飲料水より遥かに健康なものなのだが、日本人の場合、軟水に慣れているために、硬水を飲むと水分が出にくくなり、水太りや冷え症を引き起こしてしまうのである。ファッションモデルたちは盛んに硬水のミネラルウォーターを飲んでいるのだが、全員が全員、冷え症に悩まされていた。
硬水のミネラルウォーターが使えるのはせいぜい「便秘解消」ぐらいである。便秘の女性が硬水のミネラルウォーターを飲むと便秘が解消される可能性がある。ただそれだけのことであって、便秘が解消されれば、もうそれ以降は飲まない方がいいのだ。
③微炭酸水
微炭酸水とは炭酸がごく僅か入っている炭酸水のことで、美容にいいということで飲んでいる女性は結構多いと思う。しかしこの微炭酸水を飲んでいると体内が酸欠になってしまい、美容どころか逆に体調不良で悩まされることになってしまうのである。
④発泡酒
発泡酒はビールよりも値段が安いからといって買われることになるのだが、発泡酒だと糖質が過剰になってしまい、夜間にこれを飲むのは非常に危険なのである。しかも味覚が狂うので、いざビールを飲んでもビールの味が解らなくなってしまうのである。
「発泡酒は貧乏人の飲み物」と割り切って、今後絶対に飲まない方がいい。多少値段が高くてもビールを買うべきであって、ビールであるなら利尿作用があるので、大量に飲まなければ安全な飲み物なのである。ビールは古代から飲まれてきた飲み物である以上、下手に変えてはならないのである。
⑤ワイン
ワインは糖分が少ないので、ビールよりも優れた飲み物である。しかし市販のワインには「亜硫酸塩」が使用されていて、この亜硫酸塩こそが頭痛を引き起こすのである。しかもこの亜硫酸塩は女性の場合、不妊症を引き起こすし、赤ちゃんを産んだとしても小児性白血病を引き起こす可能性が出て来る。
●オヤツ対策
子供たちへのオヤツ対策としては、朝の段階で「果物」を沢山食べさせることだ。要は果物が不足しているからこそ、日中にジュースやお菓子を欲しがるのである。自宅には果物を常備しておき、子供たちが何か飲み物を欲しがったら、それを与えればいいのである。
子供のオヤツとしては「木の実」が最適である。木の実を食わすと、食事になってもちゃんと食べれくれるからだ。しかも植物性脂肪や植物性蛋白質を補給するので、糖質の入ったジュースやお菓子を飲み食いした時よりも、遥かに持続力が出て来て、賢い子供に育ってくれるのである。
ただ、どうしても甘いお菓子を食べたいと言う時がある。そういう時は「黒糖のお麩菓子」を食べさせるといい。黒糖で糖分を安全な形で補給できるし、お麩はグルテンの塊なので、脳の疲労を除去してくれるのである。子供のお菓子としては最適なのである。
頭のいい子に育てたいのなら、とにかくオヤツ対策はしっかりとしておくことだ。オヤツに碌でもない物を飲み食いしていれば、いずれ学校の成績が悪くなるという結果が出て来てしまうのである。オヤツをどうするのかは母親の権限だから、母親の責任という物は重い物なのである。
また時には子供たちを連れてハイキングにでも出かけ、オヤツを食べることができない状況を作り出すことだ。子供たちが動き回って、体内の糖分を使いきれば脂肪が燃焼し始めるので、それで「オヤツが欲しい!」とは言わなくなるのである。
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