ソチ五輪の女子フィギュアではロシアのユリア・リプニツカヤに金メダルを取らしてあげよう!
●五輪の女子フィギュアで優勝の連チャンはない
フィギュアスケートの面白さは「新陳代謝の速さ」にある。フィギュアスケートの選手は20代後半で引退するものだし、しかも五輪で金メダルを取れば引退という事実上のルールがある。だからどんどん若い選手たちが入り込んで行くことができ、それがフィギュアスケートを活性化させるのである。
ところがバンクーバー五輪で韓国のキム・ヨナは金メダルを取ったというのに引退せず、現役を続行するという選択肢を取ってしまった。キム・ヨナはフィギュアスケート界の事実上のルールに反しているし、彼女の実力は最早プロレベルなのであって、もうアマチュアでやるべきではないのだ。
韓国は日本でフィギュアスケートに人気が出て来ると、それを潰そうという形でキムヨナを養成しし、投入してきたのである。韓国は反日で凝り固まっているからこそ、フィギュアスケートは金メダルを取った選手が引退してくれるからこそ面白くなるということが全然解らないのである。
五輪の女子フィギュアで優勝の連チャンというものはない。これはあってはならないものだ。しかし今回のソチ五輪でキム・ヨナが参加している以上、キムヨナがどこに入って来るかなのである。彼女は実力的にはプロレベルだから、アマチュアレベルの選手たちに対しては非常に脅威であるのだ。
そこでまずはキム・ヨナ抜きで、今回の女子フィギュアの順位を予想してみたい。キム・ヨナを抜かした順位こそ、ソチ五輪での本当に順位になるからである。尤もこの予想はキム・ヨナがどこに入って来るかで変わるので、そこの所を理解した上で予想を見て欲しい。
●恐らく優勝は「ユリア・リプニツカヤ」
日本では多くの人たちが「浅田真央に金メダルを取って欲しい!」と思っているのだが、浅田真央が金メダルを取る可能性は殆どない。恐らく優勝はロシアの「ユリア・リプニツカヤ」であろう。今シーズンはユリア・リプニツカヤの方が成績は良いのである。
日本では余り知られていないことだが、ロシアはフギュアスケートの種目で女子フィギュアだけ金メダルを取っていないのだ。他の種目は全部金メダルを取ったことがあるというのにである。だから女子フィギュアで金メダルを取るのは「ロシアの悲願」なのである。
しかも冬季五輪がロシアで開かれるのはロシアで初なのであって。ロシアの悲願は更にヒートアップしているのである。日本では日本が参加しなかったモスクワ五輪のインパクト激しいために、「ロシアは冬季五輪をやったことがあったんじゃなかったっけ?」と思ってしまうが、実はそうではないのである。
だからソチ五輪ではロシアに金メダルを譲ってあげた方がいいのである。というか日本人であっても、このロシアの悲願を支援してあげるべきなのである。ロシアの女子選手が金メダルを取ってくれればフィギュアスケートが断然に面白くなるし、ロシアのフィギュアスケートが活性化してくれることで、日本だっていい刺激になるのである。
またユリア・リプニツカヤはその年齢の若さからいって、たとえ今回のソチ五輪で金メダルを取れなくても、次回の五輪で金メダルを取ることができることであろうということなのである。だったら彼女の母国で冬季五輪をやっている以上、そこで取らしてあげるべきなのである。
●浅田真央は無欲になるなら「銀メダル」
浅田真央は恐らく銀メダルであろう。このこと4年前にも予測しておいたのだが、浅田真央のやっていることは冬季五輪で金メダルを取れるものではないのだ。確かに浅田真央のフィギュアは素晴らしい。しかし彼女の考え方に致命的な問題があるのである。
それは「ノーミス」に拘っていることなのである。
フィギュアスケートはノーミスで滑れたら、確かにそれは素晴らしい演技となる。だが実際にはそんなことを起こり得ないのであって、実際の試合では必ず何かしらのミスをするものなのである。寧ろミスを想定して、そのミスを巧くリカバーすることを考えるべきなのである。
もしもショートをノーミスで滑った場合、次のフリーではミスを連発することになる。そういうものなのである。この世には「80対20の法則」があるのだから、100%の演技というものは絶対にないのだ。冬季五輪という大舞台で、出力を80%に抑えるからこそ、金メダルを取ることができるのである。荒川静香はトリノ五輪でそれをやったからこそ、金メダルを取れたのである。
しかも浅田真央は現在「天中殺」なのである。天中殺ではミスをしまくることになる。天中殺の時期はとにかく無欲に徹することであって、無欲で挑むなら銀メダルを確実に取れるのである。逆に欲を出してしまうと、順位は確実に低下していくのである。
厄介なことに、荒川静香は天中殺の時に金メダルを取っているということなのである。だから浅田真央ももしかしてということになるのである。こうなると欲を出しているのはこっちの方なので、浅田真央が無欲になって演技をした時、一体何が起こるか解らないのだ。
●三位は「アシュリー・ワーグナー」
銅メダルは恐らくアメリカ合衆国の「アシュリー・ワーグナー」であろう。俺はこの選手がデビュー当時から注目していて、いずれは冬季五輪でメダリストになるであろうと見ていた。スケートの技術をしっかりと身に付けているので、後は演技次第ということなのである。
アシュリー・ワーグナーは今シーズン、実に安定した滑りを見せているのである。これも強味である。冬季五輪ではギャンブルを仕掛けない方がいい。誰もが実力以上の物を見せようとして来るので、それでミスをやらかしてしまうのである。そういう中で安定した滑りをやると、自然と順位が上昇してしまうのである。
ただイタリアの「カロリーナ・コストナー」も捨てがたい。彼女は運がいいために、メダルを取り易い選手だからだ。彼女は既に引退を視野に入れており、ソチ五輪を引退の場として臨んできたら、メダルを獲得して来るかもしれない。尤も、彼女の顔は鹿に似ているので、俺には鹿にしか見えないので、いつも彼女が演技をしている時は笑ってしまうのである。
キム・ヨナに金メダルはないと仮定した場合、キム・ヨナは二位か三位に入って来ることが有り得る。そうなると、二位になれば浅田真央が銅メダルになり、アシュリー・ワーグナーもカロリーナ・コストナーもメダルを取れなくなる。三位になってもそれは変わらないのだ。
だからキム・ヨナがいると面白くなくなってしまうのだ。金メダルを取ったのだから引退してくれればいいものを、反日感情があるために冬季五輪に出て来るからこそ、もしも彼女がメダルを取ってしまえば、他の選手たちが泣きを見てしまうのである。
●実力があるなら上位に食い込み優位に立つことの大切さを理解せよ
日本のフィギュアスケートは既に高い実力を持っているのである。実力があるなら上位に食い込み続け、優位に立つことの大切さを理解すべきなのである。必ずしも金メダルを必要性はないのだ。最低でも8位入賞ということをしておけば、必ず次に繋がる試合ができるものなのである。
女子フィギュアのように歴史のある競技では、五輪に於いて、
金メダル 「運が良かった」
銀メダル 「運が悪かった」
銅メダル 「実力があった」
ということなのである。
冬季五輪では実力のある選手が銅メダルを取るものなのであって、金メダルは運が必要だし、銀メダルはたまたま運がなかったということなのである。だから金メダルを取り過ぎることは非常に危険で、金メダルを取り過ぎる余りに運を使いきってしまい、その後、長らくメダルに恵まれなくなってしまったりするのだ。
他の国々よりも優位に立ちたいのなら、銅メダルを増やして行くようなことをすべきなのである。銅メダルの多い国こそ、その国はスポーツが盛んで強いということなのである。だから金メダルにばかり注目している国はまだまだスポーツの基盤が脆弱であるということなのである。
今回の女子フィギュアの結果がどうなるにせよ、浅田真央はこれで引退である。「荒川静香」「安藤美姫」「浅田真央」といったスター選手がいなくなる以上、日本の女子フィギュアの黄金時代はこれで終わりなのである。日本の女子フィギュアは新たに「新機軸」を打ち出して来ない限り、次の黄金時代はやってこないのである。
それにしてもソチ五輪の中継は時差の関係上、深夜に行われるので、健康には非常に悪い。それに中継を見れば見たで、翌日は眠くて仕様がない。俺としてはメダルがどうのこうのよりも、今の自分が出来る最高の演技を見させて欲しい。その方が女子フィギュアは断然に面白くなるのだ。
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