フィギュアスケート

ソチ五輪の女子フィギュアではロシアのユリア・リプニツカヤに金メダルを取らしてあげよう!

●五輪の女子フィギュアで優勝の連チャンはない

 フィギュアスケートの面白さは「新陳代謝の速さ」にある。フィギュアスケートの選手は20代後半で引退するものだし、しかも五輪で金メダルを取れば引退という事実上のルールがある。だからどんどん若い選手たちが入り込んで行くことができ、それがフィギュアスケートを活性化させるのである。

 ところがバンクーバー五輪で韓国のキム・ヨナは金メダルを取ったというのに引退せず、現役を続行するという選択肢を取ってしまった。キム・ヨナはフィギュアスケート界の事実上のルールに反しているし、彼女の実力は最早プロレベルなのであって、もうアマチュアでやるべきではないのだ。

 韓国は日本でフィギュアスケートに人気が出て来ると、それを潰そうという形でキムヨナを養成しし、投入してきたのである。韓国は反日で凝り固まっているからこそ、フィギュアスケートは金メダルを取った選手が引退してくれるからこそ面白くなるということが全然解らないのである。

 五輪の女子フィギュアで優勝の連チャンというものはない。これはあってはならないものだ。しかし今回のソチ五輪でキム・ヨナが参加している以上、キムヨナがどこに入って来るかなのである。彼女は実力的にはプロレベルだから、アマチュアレベルの選手たちに対しては非常に脅威であるのだ。

 そこでまずはキム・ヨナ抜きで、今回の女子フィギュアの順位を予想してみたい。キム・ヨナを抜かした順位こそ、ソチ五輪での本当に順位になるからである。尤もこの予想はキム・ヨナがどこに入って来るかで変わるので、そこの所を理解した上で予想を見て欲しい。

●恐らく優勝は「ユリア・リプニツカヤ」

 日本では多くの人たちが「浅田真央に金メダルを取って欲しい!」と思っているのだが、浅田真央が金メダルを取る可能性は殆どない。恐らく優勝はロシアの「ユリア・リプニツカヤ」であろう。今シーズンはユリア・リプニツカヤの方が成績は良いのである。

 日本では余り知られていないことだが、ロシアはフギュアスケートの種目で女子フィギュアだけ金メダルを取っていないのだ。他の種目は全部金メダルを取ったことがあるというのにである。だから女子フィギュアで金メダルを取るのは「ロシアの悲願」なのである。

 しかも冬季五輪がロシアで開かれるのはロシアで初なのであって。ロシアの悲願は更にヒートアップしているのである。日本では日本が参加しなかったモスクワ五輪のインパクト激しいために、「ロシアは冬季五輪をやったことがあったんじゃなかったっけ?」と思ってしまうが、実はそうではないのである。

 だからソチ五輪ではロシアに金メダルを譲ってあげた方がいいのである。というか日本人であっても、このロシアの悲願を支援してあげるべきなのである。ロシアの女子選手が金メダルを取ってくれればフィギュアスケートが断然に面白くなるし、ロシアのフィギュアスケートが活性化してくれることで、日本だっていい刺激になるのである。

 またユリア・リプニツカヤはその年齢の若さからいって、たとえ今回のソチ五輪で金メダルを取れなくても、次回の五輪で金メダルを取ることができることであろうということなのである。だったら彼女の母国で冬季五輪をやっている以上、そこで取らしてあげるべきなのである。

●浅田真央は無欲になるなら「銀メダル」

 浅田真央は恐らく銀メダルであろう。このこと4年前にも予測しておいたのだが、浅田真央のやっていることは冬季五輪で金メダルを取れるものではないのだ。確かに浅田真央のフィギュアは素晴らしい。しかし彼女の考え方に致命的な問題があるのである。

 それは「ノーミス」に拘っていることなのである。

 フィギュアスケートはノーミスで滑れたら、確かにそれは素晴らしい演技となる。だが実際にはそんなことを起こり得ないのであって、実際の試合では必ず何かしらのミスをするものなのである。寧ろミスを想定して、そのミスを巧くリカバーすることを考えるべきなのである。

 もしもショートをノーミスで滑った場合、次のフリーではミスを連発することになる。そういうものなのである。この世には「80対20の法則」があるのだから、100%の演技というものは絶対にないのだ。冬季五輪という大舞台で、出力を80%に抑えるからこそ、金メダルを取ることができるのである。荒川静香はトリノ五輪でそれをやったからこそ、金メダルを取れたのである。

 しかも浅田真央は現在「天中殺」なのである。天中殺ではミスをしまくることになる。天中殺の時期はとにかく無欲に徹することであって、無欲で挑むなら銀メダルを確実に取れるのである。逆に欲を出してしまうと、順位は確実に低下していくのである。

 厄介なことに、荒川静香は天中殺の時に金メダルを取っているということなのである。だから浅田真央ももしかしてということになるのである。こうなると欲を出しているのはこっちの方なので、浅田真央が無欲になって演技をした時、一体何が起こるか解らないのだ。

●三位は「アシュリー・ワーグナー」

 銅メダルは恐らくアメリカ合衆国の「アシュリー・ワーグナー」であろう。俺はこの選手がデビュー当時から注目していて、いずれは冬季五輪でメダリストになるであろうと見ていた。スケートの技術をしっかりと身に付けているので、後は演技次第ということなのである。

 アシュリー・ワーグナーは今シーズン、実に安定した滑りを見せているのである。これも強味である。冬季五輪ではギャンブルを仕掛けない方がいい。誰もが実力以上の物を見せようとして来るので、それでミスをやらかしてしまうのである。そういう中で安定した滑りをやると、自然と順位が上昇してしまうのである。

 ただイタリアの「カロリーナ・コストナー」も捨てがたい。彼女は運がいいために、メダルを取り易い選手だからだ。彼女は既に引退を視野に入れており、ソチ五輪を引退の場として臨んできたら、メダルを獲得して来るかもしれない。尤も、彼女の顔は鹿に似ているので、俺には鹿にしか見えないので、いつも彼女が演技をしている時は笑ってしまうのである。

 キム・ヨナに金メダルはないと仮定した場合、キム・ヨナは二位か三位に入って来ることが有り得る。そうなると、二位になれば浅田真央が銅メダルになり、アシュリー・ワーグナーもカロリーナ・コストナーもメダルを取れなくなる。三位になってもそれは変わらないのだ。

 だからキム・ヨナがいると面白くなくなってしまうのだ。金メダルを取ったのだから引退してくれればいいものを、反日感情があるために冬季五輪に出て来るからこそ、もしも彼女がメダルを取ってしまえば、他の選手たちが泣きを見てしまうのである。

●実力があるなら上位に食い込み優位に立つことの大切さを理解せよ

 日本のフィギュアスケートは既に高い実力を持っているのである。実力があるなら上位に食い込み続け、優位に立つことの大切さを理解すべきなのである。必ずしも金メダルを必要性はないのだ。最低でも8位入賞ということをしておけば、必ず次に繋がる試合ができるものなのである。

 女子フィギュアのように歴史のある競技では、五輪に於いて、

金メダル 「運が良かった」

銀メダル 「運が悪かった」

銅メダル 「実力があった」

ということなのである。

 冬季五輪では実力のある選手が銅メダルを取るものなのであって、金メダルは運が必要だし、銀メダルはたまたま運がなかったということなのである。だから金メダルを取り過ぎることは非常に危険で、金メダルを取り過ぎる余りに運を使いきってしまい、その後、長らくメダルに恵まれなくなってしまったりするのだ。

 他の国々よりも優位に立ちたいのなら、銅メダルを増やして行くようなことをすべきなのである。銅メダルの多い国こそ、その国はスポーツが盛んで強いということなのである。だから金メダルにばかり注目している国はまだまだスポーツの基盤が脆弱であるということなのである。

 今回の女子フィギュアの結果がどうなるにせよ、浅田真央はこれで引退である。「荒川静香」「安藤美姫」「浅田真央」といったスター選手がいなくなる以上、日本の女子フィギュアの黄金時代はこれで終わりなのである。日本の女子フィギュアは新たに「新機軸」を打ち出して来ない限り、次の黄金時代はやってこないのである。

 それにしてもソチ五輪の中継は時差の関係上、深夜に行われるので、健康には非常に悪い。それに中継を見れば見たで、翌日は眠くて仕様がない。俺としてはメダルがどうのこうのよりも、今の自分が出来る最高の演技を見させて欲しい。その方が女子フィギュアは断然に面白くなるのだ。

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祝福「荒川静香の結婚」!

●運のいい奴はとことん運がいい

 フィギュアスケーターの荒川静香が平成25年12月29日に医者である男性と結婚した。俺はこのニュースを聞いて、「運のいい奴はとことん運がいい」と思った。この結婚はまさにグットタイミングなのであって、この時期に結婚したからこそ万事巧く行くようになってしまうのだ。

 荒川静香の運の良さは、日本勢がトリノオリンピックで全滅し、その中で荒川静香だけが金メダルを取ったことが最も象徴的である。荒川静香の持つ金メダルは他の如何なる金メダルよりも価値があるのであって、単なる金メダルではないのだ。

 その後、荒川静香は選手を引退し、プロスケーターとして活躍した。俺は選手を引退してすぐに結婚するのではなく、プロスケーターとして自由に遊べる時間を持つべきだと思っていた。というのは。フィギュアスケタートは練習に次ぐ練習で、試合に次ぐ試合になってしまうので、遊べる時間が殆どないからだ。

 そして結婚なのだが、以前に俺が占った所、相手は野球選手になるかもしれないという結果が出ていた。俺は荒川静香が野球選手と結婚するのには反対だった。フィギュアスケートをやった人と野球をやった人とでは考え方がまるで違うので、結婚しても離婚する羽目になってしまうからだ。

 荒川静香が選んだのは医者だから、これは本当に良かった。医者なら考えが合うし、収入も充分にある。結婚しても離婚する可能性は殆どなくなるからだ。普通の女性たちのように医者狙いで結婚したのではなく、自分の考えと合うかを基準にして選んだのであろう。

●荒川静香の名前は「静御前」に因む

 なんで荒川静香はこんなにも運がいいのかといえば、それは名前に原因がある。荒川静香は神奈川県鎌倉市生まれなのであるが、両親は「静御前」に因んで娘に名前を付けたというのである。鎌倉は静御前と縁の深い地であって、静御前は源義経が源頼朝によって殺されたというのに、ここで舞を披露したのである。

 静御前は怨霊の条件を満たしている。静御前は源義経の子供を宿していたのであるが、源頼朝から「男子であるならすぐに殺せ」と命じられ、出産後、赤ちゃんは殺されてしまったからだ。その後、源頼朝の娘の大姫が死に、源頼朝自身も死んでしまったのだから、静御前は生前に於いて「生霊」になった可能性が高い。

 歴史書では静御前の死は不明だが、伝承では宮城県宮古市鈴久奈の鈴ヶ神社に於いて静御前は死んだらしい。静御前はこの時、源義経の二人目の子供を妊娠していたという。しかし源義経は既に死んでいるのである。では、この赤ちゃんは誰の子かということになる。

 この地は金売りの吉次の勢力範囲内で、金売りの吉次は静御前の死後、子供の骨を静御前の京都の実家に持っていったという。とするなら、この子供は金売りの吉次の可能性が高く、鎌倉を去った静御前は京都に行き、その後、金売りの吉次を頼って、奥州に向かったのであろう。

 因みに荒川静香は神奈川県鎌倉市生まれかもしれないが、宮城県育ちであるのだ。「この偶然の一致は一体なんなんだ?」と言いたくなる。それに静御前が白拍子だったのに対して、荒川静香はフィギュアスケーターである。どちらも舞を舞っているのだ。

 荒川静香は静御前の生まれ変わりの可能性がある。もしそうでなくても、両親が静御前にあやかって名前を付けたために、既に怨霊から御霊になった静御前が荒川静香に霊力を与えたということになる。怨霊であっても鎮魂がなされれば御霊になるので、静御前には鈴ヶ神社がある以上、怨霊鎮魂には成功していたと見るべきであろう。

●全然静かにしていない「静ちゃん」

 荒川静香の名で使われる「静」とは、「争い事を鎮める」という意味である。静という文字はこの娘が静かになるであろうと思って、両親が付けたのであろうが、実はそんなことにはならないのだ。「静ちゃん」は全然静かにしていないのだ。

 静は競争と切っても切れない関係にあるのだ。静という文字を持った女性は必ず競争のある場所に向かって行く。そして競争には圧倒的な強さを発揮し、それなりの成功を収めて来るのだ。静ちゃんには競争をさせまくった方がいいのである。

 もしも静ちゃんに競争をさせなかった場合、運勢は暗転してしまう。水商売に落ちて行く静ちゃんもいれば、殺人事件を引き起こす静ちゃんもいるのだ。競争することができなかったために、自分を破滅させる方向へと動いてしまうのである。

 荒川静香が子供の頃からフィギュアスケートをやったのは、実に良いことだったのである。子供の頃から競争をやり、その競争に打ち勝って行くからこそ、自分の運勢が開けて来るのである。そして勝利を収めた上で引退する。いつまでも競争を続けないからこそ、勝ち逃げをすることができるのである。

 荒川静香は外国の人たちから「クールビューティー」と呼ばれたが、我武者羅になって競争をやりまくったのではなく、どこか非常に冷静でいるのだ。競争に打ち勝つために戦っているのではなく、競争を鎮めるために戦っているので、普通の選手たちとは考え方がまるで違うからなのである。

●「香」が付くと食べ物に困らない

 荒川静香の名で使われる「香」とは、「黍」プラス「甘」の文字で、「黍の甘い香り」を意味する文字である。名前に食べ物の名が付くと食べ物に困らなくなるのであるが、「香」という文字が付くと食べ物に困らなくなる。荒川静香はあの体型でありながら大食漢であるのだが、これも名前から頷けるのだ。

 香という文字があると、女性としての魅力が濃厚となる。まさに甘い香りがするのである。女性ホルモンが大量に分泌されるので、肌は当然のことながら白くなる。荒川静香は現役時代、海水浴に行って日焼けしたことがあったのだが、その時のシーズンは絶不調になってしまったのである。日焼けは絶対にダメなのである。

 因みに紫式部の本名は「藤原香子」というのだが、だからこそ『源氏物語』は魅力ある女性たちが大量に出て来るのである。昔から『源氏物語』は光源氏が巧く書けていないという批判があるのだが、それは女らしさが濃厚な紫式部が書いたからなのであって、このことは致し方ないのだ。

 香という文字を持った女性が気を付けるべきは、女らしさが強すぎるために、それを強調し過ぎて男性関係が激しくなってしまうことも有り得るということだ。これは自分の名前を悪用しているだけなのであって、女らしいということは、結婚して子供たちを生み育てていくことに自分の本当の喜びを見出すということなのである。

 香という文字を持つ女性は、自分の体臭に敏感になっておくことだ。体臭が臭いというのは絶対に許されないことなのである。毎日入浴することは勿論のこと、できるころなら外出する際には香水など付けた方がいいのだ。常に自分の体からいい香りが漂っているからこそ、運勢が良くなるのである。

●女子スポーツ選手の義務

 女子スポーツ選手には女子スポーツ選手なりの義務がある。ただ単にスポーツをやればいいというものではないのだ。

①怪我をすることなくスポーツをすること

 女性の体は男性の体よりも柔らかいのであって、本来なら怪我をしにくい体になっている。だからもしもスポーツをして怪我をしたのなら、余程強い力がかかったということなのである。このため女子スポーツ選手が怪我をした場合、引退後にもなんらかの支障が出てしまう可能性があるのだ。

②メダルを取ること

 女子スポーツの場合、その競技人口は男性のスポーツよりも遥かに少ない。だからメダルを取る可能性が高くなるのだ。そうやってメダルを取らないと、女子スポーツの競技人口を維持できないのである。競技人口が或る一定量を下回ると、その競技自体を維持できなくなってしまうのである。

③結婚して子供を産み育てること

 そしてこれが最も大事なことなのだが、女子スポーツ選手は現役を退いたら、結婚して子供を産み育てなければならないということなのである。女子スポーツ選手が30歳を過ぎても現役で居続けるのは絶対に褒めることはできない。結婚して子供を産める機会がなくなってしまうからだ。

 自分がやったスポーツを楽しめなかったのなら、その女子スポーツ選手は結婚しないし、結婚したとしても子供を産まない。そういう詰まらないスポーツを他の女性たちにやらせてはならないのだ。自分がスポーツをやるのなら、まずは楽しむことだ。そういうことをやっていれば、現役を引退して結婚し、自分の子供にもそのスポーツをやらせたいと思うようになり、それでそのスポーツの競技人口が維持されるのである。

 荒川静香は32歳という、まさに結婚適齢期に結婚したのであるが、とっとと妊娠して赤ちゃんを産んでしまった方がいい。子供を多く産んでおけば、その中から1人ぐらいはフィギュアスケートをやる子が出て来るので、そうやってフィギュアスケートの競技人口を維持すべきなのである。

●不安材料

 荒川静香の結婚にはなんの問題もないのだが、敢えて不安材料を幾つか挙げておく。

①佐知ママの問題

 荒川静香の母親の佐知ママは、実は多産の星に生まれた女性である。それなのに荒川静香を産んでしまったために、1人しか子供を産めなくなってしまったのである。雲の上には他にも子供たちが待っていたのに、荒川静香がフィギュアスケートをやったために、その子供たちが地上界に下りて行くことができなくなってしまったのである。

 荒川静香本人は子供をできるだけ多く産んだ方がいい。子供を多く作っておけば、自分のために生まれることができなかった子供たちの怒りを和らげることができるからだ。結婚したのに子供を作らないとか、子供を作っても1人とかいうのは、非常に危険なことなのである。

②アイスクリーム好き

 荒川静香はアイスクリームが好物なのだが、アリスクリームを食べ過ぎると子宮内膜症や子宮筋腫の誘因となる。悪化すれば子宮癌や乳癌になる。もう現役を退いているので、エネルギー消費量が減っているから、そろそろアイスクリームは控えた方が良い。

③M字曲線

 荒川静香は収入が高かったために、結婚後はM字曲線が発生してしまい、一時的に収入が減少してしまう。そのために復帰を急いでしまうのだ。これは絶対にやらない方がいい。現実問題としては「税金の問題」になってしまい、税金が大量にかかってくるのだ。ここでも累進課税式所得税が歪みを引き起こしているのだ。

④オートバイ

 トドメはオートバイである。荒川静香は大型の免許を持って、オートバイを乗り回しているのだが、今まで巧く行ってきたために、天中殺で事故をする可能性が非常に高いのだ。オートバイにはもう乗らない方がいい。人生に勝ちっ放しというのはないのであって、今後すべきことは現状維持なのであって、守りに入るべきなのである。

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女子小学生たちの夏休みの必読書 ~荒川静香著『乗り越える力』~

●若い時は必ず自叙伝を読むべし

 若い時は必ず成功者たちの自叙伝を読むべきである。人間がこの世に生きて行くためには、「人生の手本」というものが必要なのであって、成功者を真似てしまうことで自分の人生を成功させてしまえばいいのである。自叙伝を読まず、ゼロから自分の人生を切り開くなどという馬鹿げたことをすべきではないのだ。それは無駄な行為なのであって、そのエネルギーを効果的に使えば人生を簡単に成功させることができるものなのである。

 しかし自叙伝には欠点も存在する。それは自叙伝がその偉人の全生涯の記録になっていることだ。このためにその偉人が若い時に悪戦苦闘していた実態がイマイチ解らなくなってしまうのだ。もしも若者に本当に必要な自叙伝があるとするなら、「偉人の若い時だけの自叙伝」なのである。

 こういう状況下で、やってくれました! 荒川静香姫!!

 若者にとって本当に必要な自叙伝を書き上げてくれたのである。

15歳の寺子屋 乗り越える力

 荒川静香著『15歳の寺子屋 乗り越える力』(講談社)は、様々な自叙伝の中でも非常に出来がいい。幼稚園児の時からフィギュアスケートをやり始め、最終的にはオリンピックで金メダルを取ったので、机上の空論を言って来ないのだ。自分が間違った考えや行動を取れば、確実に負けるというのがスポーツの世界なのである。

 女子小学生の中でフィギュアスケートをやっている子なら、当然の如くにこの本を読むべきであろう。それ以外でも、スポーツをやっている女子小学生ならこの本を読んだ方がいい。スポーツには種目が違っても、アスリートとしての共通なものがあるので、この本を読めばアスリートとして多いに利益をもたらしてくれるのである。

 この自叙伝は金言が鏤められた本であるので、一読して終わりにはしないことだ。何度も何度も読み返すことで、その金言を大いに味わって欲しい。しかもこの本は頁数が少ないので、その内容を暗記してしまうことだ。この本の内容が頭の中に入っていると、その後の人生が好転して行くようになる筈だ。

●切っ掛けは「ひらひら」

①最初が肝心

 何事も最初が肝心である。荒川静香はフィギュアスケートを遣り始めた切っ掛けが非常に良かったからこそ、その後の成功があったのである。幼稚園児だった荒川静香は或る日スケートリンクでひらひらの服を着ている女の子たちを見て、自分もその服を着たいということでフィギュアスケートを遣り始めたのである。

 男の子と女の子とでは脳が違うのである。女の子がスポーツをする場合、そのスポーツで使用される服装がお洒落であるのか否かが非常に重要なことなのである。女の子にとってはお洒落でないスポーツをやろうとしないし、たとえやってもいずれ飽きて行ってしまうことになるのだ。

②負けず嫌いに火をつけろ

 スポーツが上達して行くために大事なことは環境が整うことではないのだ。その子の負けず嫌いに火をつけることなのである。負けず嫌いは必ず驚異的な成長を引き起こすのである。負けて当たり前だと思っているような子が成長して来るなんてことは絶対に有り得ないのだ。試合で負けたのなら、悔しがれ、涙を流せ、怒りまくれ。そうやって感情を爆発させることはスポーツをやるためには必要なのである。

③親の育て方やコーチの教え方の巧さ

 荒川静香の母親である「佐知ママ」は、自分の娘に行き成りフィギュアスケートをやらせたのではないのだ。様々なお稽古事を経験させたのである。その中で荒川静香が最も気に行ったフィギュアスケートだけを選び、そこに集中したのである。これは一見無駄のように見えて、脳には非常にいい影響を与えたのであって、様々なお稽古事を経験させたことで、脳の機能が大いに高まり、その後の成長に繋がったのである。

 荒川静香が小学生の時に受けたコーチは「長久保裕コーチ」といって、生徒たちを殆ど褒めず、叱ってばかりいるようなコーチだった。こういう教え方は非常に悪い教え方なのである。しかし荒川静香は一人っ子で我儘に育って来たので、こうやって自分を叱ってくれる大人が必要だったのである。叱られるからこそ、傲慢にならず、忍耐強くなることができたのである。スポーツの世界では運不運が付き纏うが、コーチとの相性の良さがその後の人生を大いに変えてしまうのである。

●スポーツから離れることの大切さ

 長久保裕コーチとの相性が良かったために、荒川静香はメキメキと頭角を現すようになり、中学1年生の時には全日本ジュニア選手権大会で優勝することになる。中学3年生の時にはシニアの全日本選手権大会でも優勝してしまう。更には高校生の時に長野オリンピックに出場して、13位という惨めな結果ではあったけれども、とにかくオリンピックに出ることができたのである。

 しかし荒川静香は大学進学では大いに失敗してしまうことになる。荒川静香は私立大学の雄「早稲田大学」に進学することになるのだが、この早稲田大学の学生であった時期こそ、荒川静香が低迷しまくった時期なのである。というのは早稲田大学はスポーツ選手のために特別なカリキュラムを用意している訳でもなく、ただ単に普通の講義を施し、レポート提出を迫ったりしていたのである。荒川静香の方はフィギュアスケートの練習のために大いに時間が割かれ、しかも生活苦のためからバイトもしていたので、当然に睡眠時間を削ってしまい、それが大いに成績の低迷として出て来てしまったのである。

 スポーツをやっている女の子が大学に進学する際は、絶対に偏差値の高い大学を選ばないことだ。スポーツに力を入れている大学というのは、大抵が偏差値の低い大学なのである。偏差値が引くからこそ、そのままでは学生が集まらないので、スポーツに力を入れ、最新のスポーツ科学の研究成果を貪欲に導入し、日本一や世界一を取ることで知名度を上げ、学生たちを集めて行くということをしているのである。絶対に大学のブランドや偏差値に騙されてはならないのである。

 荒川静香は大学を間違えてしまったために、大学生の時はオリンピックの出場を逃し、しかもスランプに陥ってしまうのである。そこで荒川静香は何をしたかというと、一旦フィギュアスケートから離れたのである。フィギュアスケートから離れたことで、自分には「アスリートとしての自覚がなかった」ということに気付いたのである。ジュニアを引き摺ったままフィギュアスケートをし続けたためにスランプに陥ってしまったのである。

 自分がやってきたスポーツから離れるからこそ、そのスポーツの面白さが解って来るのである。

 野球選手の自叙伝が面白くない理由はまさにここにこそある。野球のようにステム化されたスポーツだと、そのスポーツを一旦やめるということが起こらない。スランプに陥ってもそのまま野球を遣り続けてしまうものだ。だがそういうことをやっていると、自分の欠点や、野球の本当の面白さに気付けないのである。だから野球選手が書いた自叙伝は詰まらないのである。

 スランプを克服してからの荒川静香は、「諦めたら勿体ない」と思い、真剣になってフィギュアスケートに取り組むようになる。これは一旦フィギャアスケートから離れた者からこそ言える言葉なのであって、逆に言えばこの世には些細なことを諦めてしまう者たちが非常に多いということなのである。この世には競争なんて殆どないことに気付くべきなのである。競争相手の殆どは自滅するような形で去っていくものなのである。

 この変化によって荒川静香の反抗期は終わりを告げ、父親の意見を素直に聞くことができるようになった。実を言うと、世界選手権では父親の勧めによって『トゥーランドット』の曲を使い、そのプログラムでなんと優勝してしまうのである。中学生以降、女の子なら父親に反抗してしまうものだ。その反抗は自分が自立して行くために必要なものであるが、かといっていつまでも反抗していいのではないのだ。親に反抗しつつも、できるだけ早い時に反抗期を終えるべきなのである。父親だからこそ娘のことを誰よりも愛するのであって、父親のアドバイスの中で価値あるものがあるなら素直に聞いた方がいいのである。

 中学生や高校生や大学生が持っている考えは、大抵が間違った考えなのである。それを自分の意見だと思い込むべきではないのだ。間違った考えはどうやっても間違った考えなのである。その間違った考えを自分が成長して行く過程の中で、できる限り早い段階で捨てて行くべきなのである。いつまでも生徒気分や学生気分でいるべきではないのである。大人になるということは、自分の幼稚な考えを全て捨てて行くということなのである。

●スポーツとは自分自身に勝つためにやるのである

 荒川静香は世界選手権を優勝したのを機に、フィギュアスケートを引退しようとしていたのだが、周囲の要請によってオリンピックを目指すことになる。しかし本人はオリンピックに出場する気がなかったので、次の世界選手権では大敗を喫してしまった。この大敗のために「こんなことでやめることはできない!」と思うようになり、本気になってオリンピックを目指すことになるのである。

①限界までやりもせず、できないというな

 荒川静香がオリンピックで優勝するためにやったことは、コーチをニコライ・モロゾフに変えたことなのである。このコーチの下で、自分の限界を打ち破っていったのである。大抵の人たちは自分で自分の限界を定めているだけなのである。限界までやりもせずに、できないといってはならないのである。とにかくやってみる。何度失敗してもいいから、成功するまでやってみるべきなのである。

 自分の限界を突破するような練習は苦しいに決まっている。しかし練習で死ぬほど練習して限界を突破するからこそ、試合に於いて楽しめるプレイができるようになるのである。結局、試合の駆け引きがどうのこうなのではなく、試合本番を楽しめるまでに努力した人が最も強いのである。

②サバイバルを楽しむ

 オリンピックの選手村は非常に不便な場所であるので、多くのスポーツ選手たちがこの不便さのためにリズムを狂わしてしまい、それが敗退に繋がってしまうのである。そこで荒川静香は考え方を変えて、サバイバルを楽しむようにしたのである。だからこそストレスフリーの状態になり、リラックスして試合に臨むことができたのである。

 スポーツをしていれば解ることだが、全ての準備が整わないとやろうとしない選手たちがいるものだ。大概、この手の選手たちは大成しないのだ。スポーツをするのに、自分が満足する状況になることは絶対にないのだ。誰がどうやっても不十分な状態にしかならないので、その不十分な状態でも戦い、勝利して行かなければならないのである。

③結果を思い過ぎてはならない

 頂上決戦になると、結果を意識し過ぎるとなぜだか負けてしまうことになる。試合の際に自分がすべきことを集中できなくなってしまうので、それでミスを犯してしまい、自滅して行くのだ。確かにオリンピックに出場するまでは、夢を持って取り組んできた筈だ。しかしいざ試合になったら結果を考えてはならないのだ。試合に全力を投入すべきなのである。、

 スポーツというのは、相手と競争し、切磋琢磨するということをするものだ。しかしスポーツの本当の醍醐味は「自分自身に勝つ」ということなのである。自分自身が一番の的なのであって、その自分というものを如何に自己制御できるかを競っているにすぎないのである。最も自己統御ができた者が勝利の栄冠を手にすることができるようになるのである。

 荒川静香はこれら3つのことができたからこそ、オリンピックで金メダルを取ることができたのである!

 若い時に本当に身につけなければならない能力は、実は「乗り越える力」なのである。乗り越える力は誰しも初めから持っているのではなく、1つ「1つの物事に向き合い、立ちはだかった壁を乗り越えて行くからこそ、身につくものなのである。それの力を身につけば、試合で優勝するだけでなく、日本一となり、世界一となり、そしてどこでも通用する人物になることができるのである。

 この世には「普通」というものは絶対に存在しないのである。中学生や高校生になれば、友達と群れることで普通になろうとする。しかしそんなことをしていれば、自分のその後の人生が悲惨なものになっていくのである。どんなスポーツでもいいから、自分が得意なスポーツに真剣になって取り組んで、一刻も早く抜きん出た人物になるべきなのである。自分がトップに躍り出た時、新世界が見えて来るものなのである。

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ウィークエンドエッセイ『日本がオリンピックでメダルラッシュをするための戦略』

●人種の差が問題なのではない!

 バンクーバー五輪では銀メダル3個、銅メダル2個と、五輪参加国中20位に終わってしまった。トリノ五輪では金メダル1個だったので、以前の五輪よは善戦したといえるべきだろう。今回の日本選手団の団長は橋本聖子氏であったのだが、この団長の素晴らしい采配が日本の躍進に貢献したことだろう。最高指導者は断固たる態度を取るべきであって、如何なることがあっても周囲にブレないからこそ、部下たちは安心して作業に取り組めるのである。

 現在のように人間は平等だと思い込んでしまうと、この指導者の役割を平気で無視して来るので、誰もが自分勝手に行動してしまい、なんの成果をも得られなくなってしまうのだ。戦いという現場では、現地に赴く指導者の役割というのは、想像以上に大きいのである。鳩山由紀夫首相みたいに、友愛を唱えてフラフラしていては、部下たちは不安だらけになってしあい、誰もまともな仕事など1つもできないのである。

 テレビ中継では、日本の選手たちが白人の選手たちに負けている姿を連発して放送して来るために、日本人は白人よりも劣っているのではないかと思ってしまいがちだ。しかし、人種の差が問題ではないのだ。同じ黄色人種である韓国や中国は善戦しているのだ。五輪参加国中、韓国はなんと5位であり、中国は7位である。明らかに日本が何かしらの問題を起こしているのである。

 では、日本は如何なる場所で問題を引き起こし、それがメダル獲得数の低迷に繋がっているかというと、日本には五輪に対するう戦略がないのである。日本に戦略がないために日本人選手は負け続けているだけなのである。韓国も中国も戦略があったがために日本人と同じような体をしていながら、メダルを大量に獲得しているのである。

 五輪に対する戦略は民間が立てるべきものではない。これは政府の仕事なのである。しかし、日本の政治家たちは無能であり汚職を繰り返して、まともな仕事をしてこないために、五輪への戦略を立てることができないのだ。「政治の貧困」が日本のスポーツに悪影響を及ぼしているのである。国民が選挙の度に無能な政治家たちを選び続けた結果が、自分たちの大損害となって現れて来ているのである。

●戦力の集中

 日本は経済大国であっても、政治大国ではない。政治大国になるだけの軍事力がないからだ。現代の国際政治では核兵器を持たないと、国際政治に於いて発言する権利を持つことができないので、非核三原則に縛られている日本は、なんの外交力も持っていないのだ。即ち、日本は弱者なのだということなのである。日本は決して強者ではな。日本が取るべき戦略は「弱者の戦略」しかないのである。

 日本はアメリカ合衆国と接しているために、スポーツのみならず、どの分野でもアメリカと比較せざるを得なくなるのだが、アメリカ合衆国は強者であり、覇権国家なのである。日本が真似できる訳がないのだ。絶対にアメリカの物真似をして「強者の戦略」を取るべきではないのだ。日本にはそれを行えるだけの人材も資金も物資もないのだ。

 日本が「弱者の戦略」を取るなら、徹底して差別化を図ることが、戦略の基本となる。アメリカ合衆国が強い分野に対して手を出すのではなく、アメリカが不得意としている所で戦い、勝って行けばいいのだ。即ち、メダルを取れる競技にエネルギーを集中することなのであって、全ての競技でメダルを取りに行かないことなのである。今のように全ての競技に手広く戦線を広げるのではなく、寧ろ逆に戦線を縮小して、戦力を集中させるべきなのである。

 具体的には、「フィギュアスケート」「スピードスケート」「ジャンプ」である。これらの競技は日本でもメダルが取れる可能性があり、アメリカ合衆国が圧倒的に強い分野ではないのだ。まずはこれらの分野に戦力を集中して、確実にメダルを取って行くことだ。最低でも8位以内に入賞する。8位であるなら、メダルの射程圏内だからだ。

 それと強化すべきは「カーリング」「モーグル」だろう。この分野は人種の差など大して関係ないので、要は頭脳プレイで勝てる競技だからだ。カーリングは五輪中継の度に人気が上がっている競技だし、今回でも8位になっている。ということはメダル射程圏内だということである。モーグルは五輪で最初の競技となるので、ここで日本人選手がメダルを取ってくれると、後の選手たちがメダルを取り易くなるのである。

 スキー関連は、日本は弱いものである。だからこの分野は戦線を縮小して、出たい選手に対しては最低限の資金だけを与えて、自由に遣らせることだ。アイスホッケーはアメリカが強い分野なので、絶対に除外する。こんな競技は日本に勝ち目がないので、人材や資金が奪われてしまうのが、非常に勿体ないからだ。ここで活躍できる人材を他の競技に回せば、日本はそれだけ多くのメダルを獲得できるものなのである。

 日本が単独でメダルを取ってしまうと白人国家から反発を食らってしまうので、中国や韓国が強い所は敢えて潰さず、白人たちによる反日感情を回避させるようにすべきなのである。白人たちは日本が弱いからこそ大切に扱ってくれるのであって、日本が単独で強くなりすぎてしまえば、途端に反日運動を展開してくるものなのである。

 白人たちが唱える「平等」を絶対に信じては駄目だ。日本は第二次世界大戦の際、アメリカ合衆国によって戦時国際法に違反する無差別爆撃を受けた訳だし、原爆だって落とされたのだ。それに対して、アメリカ合衆国は一度たりとも謝罪していないし、損害賠償だって支払っていないのだ。白人たちがいう平等など一切信用せず、中国や韓国を巧く使って、メダルを獲得しまくればいいのだ。

●スポーツに大量の資金を投入すべし

 では、この戦略を実施するに当たって、必要となる資金をどこから調達してくればいいかということが問題になって来る。お金がなければ戦略など実施できないからだ。現在の日本の財政は莫大な赤字を抱えているので、これ以上、借金をすることはできない。だったら、他の分野から調達してくればいいのである。

①ODAを削減して、スポーツ振興に振り向ける

 まずODAを削減して、スポーツ振興に振り向けることだ。国民が納めた税金は国民のために使うべきものであって、ODAのように外国や外国人のために使うべきではないのだ。国民が納めた税金をスポーツの振興に使って、五輪でメダルラッシュすれば、これほど日本国民に寄与することもないのだ。

②スポーツ振興宝籤

 次にスポーツ振興宝籤を行い、その収益をスポーツ振興に充てるのだ。銀行の手数料を10%とし、配当金を70%とすれば、残りの20%をスポーツの振興に振り向けることができるのだ。実をいうと、イギリスがこの方式でスポーツ振興を行い、日本よりも素晴らしい成績を収めることができるようになったのだ。日本では宝籤に人気があるので、それを巧く利用して、億万長者を出しながら、スポーツの振興を行えばいいのだ。

③スポーツ振興基金

 第三に大掛かりなスポーツ振興基金を作ることだ。これは民間主導で行い、政府の視点からではなく、民間の視点から行えばいいのだ。寄付してくれれば、所得税控除を行い、寄付金が集まり易いようにすればいいのだ。理事長は財界で有能な人物を起用すれば、効果的に寄付金を使えるようになるであろう。

 スポーツの振興のお金は、タダで上げては駄目だ。無利子で資金を融資するのだ。無利子で資金を貸す代わりに、経営コンサルタンティングを行うのだ。スポーツをやっている人々というのは、経済的に無能な人々が多く、経済的合理性が全くないのだ。だから経営コンサルティングを行い、スポーツに経済的合理性を貫徹させるのである。これができるようになると、お金の心配をすることなく、メダルを確実に取れるようになるのだ。

●スポーツ人口の増大を図る

 五輪への戦略はメダルを獲得して行くことであるが、スポーツ行政の目的は、スポーツ人口を増やし維持することなのである。スポーツ行政がしっかりと出来ていれば、五輪でのメダルとかはその副産物としてきちんと出て来るものなのである。如何なるスポーツ選手もスポーツ人口が増大するように寄与するべきであって、それをしてくれるからこそ、人材が続々と生まれて来るのである。

 嘗てサッカーの中田英寿は、ジャーナリストから「なんのためにサッカーをやっているのか?」と訊かれて、即答で「自分のため」と答えていたが、だからこそ、ワールドカップで大失態を仕出かしてしまったのである。スポーツ選手でありながら、自分のためだけにやっていたら、必ずその報復を食らうことになり、自分が悲惨な目に遭うのである。

 スポーツ人口が多ければ、優秀な選手も出て来易いのだ。冬季スポーツなら、雪国に於いて重点的に冬季スポーツの振興を行うべきなのである。日本列島は気候に富んでいるので、画一的にスポーツの振興を行うべきではないのだ。雪国には雪国の遣り方があるし、南国には南国の遣り方があるのだ。

 国民にスポーツをやらせるためにも、減税をしておくことだ。スポーツというのは大抵、金持ちから始まったスポーツは庶民にまで浸透し、長く続いていくものだ。それゆえ、現在のように累進課税制度を伴う所得税を廃止し、収入税に一本化してしまうことだ。国民がどのような収入があっても、収入の10%を税金として納めさせれば、誰も不満には思わなくなるものだ。マスコミは「金持ち優遇は怪しからん」というが、金持ちが更に豊かになり、スポーツに対してお金を使ってくれない限り、日本はメダルを大量に取ることは不可能なのである。可処分所得が多ければ、お金をスポーツに使って来るものなのである。

 スポーツは幼い時から基礎をしっかりと教え、早い段階でエリートコースに乗せることだ。いつまでもアマチュア感覚でいるからこそ、五輪という大舞台で負けてしまうのである。今回、ハーフパイプの国母和宏が服装問題でマスコミからイジメを受けたが、実は服装が問題なのではないのだ。彼は公式の場所でラフな格好をしていた訳ではないので、そんなの個人の自由なのである。問題は服装の乱れよりも愛国心のなさなのである。

 五輪というのは国家と国家のぶつかり合いで、選手たちは国旗を背負って出場して来るのである。そのため競り合った場合、愛国心に勝る選手が勝つものなのである 北海道は日教組が強いので、こういう異常な選手が出て来て、五輪の舞台で悲劇を見てしまうのである。君が代や日の丸に反対しているような教師から教育を受けてしまえば、子供たちは愛国心を喪失してしまうものなのである。教育の正常化は急務なのである。

 ソチ五輪ではメダルの大変動が起こることだう。ロシアは国家を挙げて、アメリカが得意とするスポーツを集中的に狙って来て、それによってロシアは大量のメダルを獲得することになるからだ。特に金メダルの獲得数はダントツの1位となることだろう。やはり五輪の開催国は強いのである。女子フィギュアではロシアの選手が金メダルを獲得する可能性が最も高い。現在の浅田真央では絶対に金メダルを取ることはできない。自分一人の力ではどうしようもない力が作動して来れば、どんなに頑張っても勝つことはできないのだ。

 日本はソチ五輪のメダル大変動を巧く利用し、メダルラッシュを行ってしまえばいいのだ。そのためには戦略が必要であって、しかもそれは「弱者の戦略」であらねばならないのだ。それさえあれば日本の選手たちが大量にメダルを獲得できるようになるのである。日本の選手が活躍してくれたことを心から嬉しいと思うなら、あなたにも愛国心があるということなのである。その愛国心こそが日本を繁栄させることになるのである。

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